一日一字を記さば一年にして三百六十字を得、一夜一時を怠らば、百歳の間三万六千時を失う(吉田松陰)

吉田松陰 一日一字を記さば一年にして三百六十字を得、一夜一時を怠らば、百歳の間三万六千時を失う

 
古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、偉人たちの優れた言葉を「名言」として残してきました。

今回は、幕末の思想家・吉田松陰の名言の中から、時を超えて現代においても人生に様々な示唆を与えてくれる「名言」を独断と偏見で選んでみます。

 

一日一字を記さば一年にして三百六十字を得、一夜一時を怠らば、百歳の間三万六千時を失う
吉田松陰の名言

今回は「一日一字を記さば一年にして三百六十字を得、一夜一時を怠らば、百歳の間三万六千時を失う」という吉田松陰の言葉について見てみることにしましょう。

吉田松陰について

吉田松陰(1830年9月20日〜1859年11月21日)は、日本の武士(長州藩士)、思想家、教育者。山鹿流兵学師範。一般的に明治維新の精神的指導者・理論者・倒幕論者として知られる。私塾「松下村塾」で、久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文、山縣有朋、吉田稔麿、入江九一、前原一誠、品川弥二郎、山田顕義、野村靖、渡辺蒿蔵、河北義次郎などの面々を教育していき、後の明治維新で重要な働きをする多くの若者に思想的影響を与えた。

吉田松陰は、塾生に何時も、情報を収集し将来の判断材料にせよと説いた、これが吉田松陰の「飛耳長目(ひじちょうもく)」である。自身東北から九州まで脚を伸ばし各地の動静を探った。萩の野山獄に監禁後は弟子たちに触覚の役割をさせていた。長州藩に対しても主要藩へ情報探索者を送り込むことを進言し、また江戸や長崎に遊学中の者に「報知賞」を特別に支給せよと主張した。吉田松陰の時代に対する優れた予見は、「飛耳長目」に負う所が大きい。

引用元:Wikipedia

「一日一字を記さば一年にして三百六十字を得、一夜一時を怠らば、百歳の間三万六千時を失う」とは?

「一日一字を記さば一年にして三百六十字を得、一夜一時を怠らば、百歳の間三万六千時を失う」という吉田松陰の言葉ですが、

「日々勉学を積み重ねれば知識を得られるが、勉学を怠れば膨大な時間を失うことになる」

という意味になります。

1日1日の努力がもたらすものはたとえ小さくても、長い年月積み重ねていけば大きなものになります。

一方、日々の努力を怠り、無為な時間を過ごしてしまうと、あっという間に時は経ち、後に残るのは取り返しのつかない後悔だけということになってしまいます。

「努力は嘘をつかない」とよく言われますが、日々の努力を継続していけば、人生において自分を助けてくれる時が必ず来ます。

事一日一字を記さば一年にして三百六十字を得、一夜一時を怠らば、百歳の間三万六千時を失う

この言葉を忘れることなく、人生を有意義に過ごしていきましょう。

 
偉人たちの言葉は、私たちが生きる上で多くの気づきを与えてくれます。偉人たちの言葉を参考にしながら、人生を豊かなものにしていきたいものですね。

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